ジュエリー★EYES
仕事で午前様……なのでお手軽にコミックス一冊だけ読了。
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倉橋 えりか
『ジュエリー・EYES』
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うーん……『超久々の読み切り集』となっていますが、倉橋さん、長編に慣れすぎてしまったのですかね?
(以下、ちとネタばれあり)
全部で4本の短篇集ですが、最近(H17掲載)の作品である前の3品は、どうにも消化不良気味。
前2作(表題作の『ジュエリー★EYES』と『劇愛10カウント』)はストーリ的には続き物で、精神科医の娘で催眠療法(“眼力”が前面に出ているぶん、どうしても催眠“術”の色が濃いですが)を得意とする主人公と、一見不良&家庭の事情でいろいろあって自己中な彼氏のお話……なんですが、中途半端。
せっかくの設定が生かされているとは言いがたいかも。
どちらの作品も、途中経過は急ぎすぎだし、読者が設定を飲み込む前に無理やりオチをつけられた感じで『あれ?こんなところで終わり?』という読後感。
きちんと書ききるためには最低2巻分は欲しいところ。
『反逆者のテリトリー』もおんなじことが言えるかな。あこがれの先輩と付き合い始めたばかりの主人公が、小さい頃にいじめていた幼なじみと再会、いろいろと動揺している中で、付き合っている先輩とはどこかずれを感じてきて……というある意味よくある展開ですが、全体としてはやはり詰め込み過ぎ、駆け足感がぬぐえません。
本来なら最低1巻分は欲しいところ。
一方、同じ幼なじみモノでありながら、昔(H10掲載)の作品『ラッキー☆フラワーズ』は、特に詰め込みすぎた印象はなく、ほどよく短編として納得のいく範囲でまとまっています。
コマ割りが細かいから小回りが効いているのか?(って、別にシャレじゃないぞ(笑))。
前3本については、きちんと尺のあった巻数で、リメイクしてもらえるとうれしいなぁ。
2006/03/02(木) 02:10 | 固定リンク
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