2006年8月06日(日)

夏の夜空を彩る大輪

というわけで行って参りました、なにわ淀川花火大会
大変な人出でしたが、それでも暑い中わざわざ出かけていった甲斐はありました。

実は、先の記事を書いた後で考え直して、三脚+α Sweet DIGITAL も持参したのですが……やっぱり下手な鉄砲は何を使ってもダメだ、ということを再認識しただけでした(T-T)。
まぁ、それでもせっかく撮ったことですし、マイフォトに何枚か写真を上げておきます。
マイフォト:第18回なにわ淀川花火大会

マイフォトだと縮小されて粗が目立たないのがいいかも(笑)
花火

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2006年6月04日(日)

こんなん登って来ました

愛媛県一泊二日登山旅行から、無事帰って参りました。

メインの石鎚山登山は本日決行。
眺望的には少々靄って(後のほうには雲というか霧というかも出て来て)今ひとつだったのですが、登山として考えると、湿度も気温もほどほどだったので、割と快適な登り心地でした。

ただ、身の程をわきまえて、迂回路だけに徹していればそんなに大きく疲れる程でもなかったはずなのですが……ついつい色気を出して、鎖場に挑戦してしまったばっかりに、体力の大半を使い尽くしてへとへとになってしまいました(苦笑)。
普段の運動不足からくる体力の無さと、運動神経の無さ&不器用さを実感(鎖が動くのでね~うまく足がかけられないのですよー。なので結構腕の力で上ったりして……明日明後日は筋肉痛が酷いだろうな~)。

しかも、4ヶ所あるうち、試しの鎖と三の鎖はパスしているというのに(試しの鎖はコースに直接は関係が無いというのでスルー、三の鎖は、その前の二の鎖でこむらがえり(最初は左足、登り切った後でしばらくして右足も)を起していたため、断念)

一の鎖。えー、これ登るの~!?
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登っている途中で、先行している同行者をパチリ。
Img_1062
一の鎖を上から覗いたところ。
Img_1064
二の鎖……ちょっとわかりにくいですが、下の方の鳥居を潜ったあと、鎖をたどりながら岩山を登ります。何人か登っている方々が写っていますね。
最初は『こりゃ無理だっ!』と迂回路を進みはじめたのですが……魔がさして(というか、やっぱりここまで来て行かないと後悔しそうに思えて)一人だけ引き返し、挑戦してみることに。
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ある程度まで登ったところで、振り向いてパチリ。
下のほうに写っている鳥居から登ってきたわけですが……よく登れたものだよ、それでなくても高所恐怖症気味なのに……。
途中で左足のふくろはぎがつって、しばらく身動き出来なくなってしまったときにはまじでどうしようかと思った(苦笑)
Img_1090
とりあえず、登り切ったと思ってほっとしたところでパチリ。この鎖たどってきたんだよな~。
実はこの後も、距離は短いものの、もうひとつ岩場があって愕然としたのは内緒
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2006年6月03日(土)

いよいよ石鎚山に挑戦!(のはず)

明日は(もう今日か)愛媛県で一泊、日曜日にはいよいよ石鎚登山の予定。
久しぶりの山歩きなので、気を引き締めて行かないと。

何はともあれ、今度こそ天気もよくて心置きなく行けることを切に願う。

なにせ2004年の夏から計画しているのに、色々あって延び延びになっていたからねぇ

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2006年4月15日(土)

梅?桃?桜?

なんとも中途半端な時期(2006年3月27日)に大阪城で撮った花の写真を公開

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梅は盛りを過ぎて少々くたびれているし、天気もあまりよくなくて……という状態でしたが。

ちょうどパスポートの申請(更新)手続きで待ち時間が随分あったし(約2時間待ち……あれ、そういえばこのことブログにはなんにも書いてないなぁ。写真もほんとはすぐにアップするつもりだったのだけれど……まぁ、PCの復旧に疲れてたしね(^^;)。

3/27のオフで衝動買いしてしまったカメラ(しかも今はなき(笑)コニカミノルタのα-Sweet DIGITAL)のテストを兼ねて、ということで。

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2006年3月20日(月)

本日の積んどキュー追加分

未読消化率が頓に低下しているような気がする今日このごろ。なぜ?なぜってあんた……過去ログみてみたら?

でも懲りずにキューに積まれていく本たち。

まなびや三人吉三 4 (4)
山田 南平 
まなびや三人吉三 4 (4)
発行:白泉社 
定価:¥ 410
ISBN:4592182642
発行日:2006/03/17

最終巻、かぁ。最終回のときも書いたけど、やっぱり物足りないなぁ。もっと続いて欲しかった気が。

むしろ紅茶王子よりも好きなのだけれど。ふーむ。

V・B・ローズ 6 (6)
日高 万里 
V・B・ローズ 6 (6)
発行:白泉社 
定価:¥ 410
ISBN:4592181662
発行日:2006/03/17
【読了】

少女漫画の中では(もしかすると全漫画中で)今のところいちばん好きな作家さん&作品。
どのくらい好きかといえば、昨年、生まれて初めて漫画家さんにファンレターを書き、それをサイン会までプレゼントを添えて手渡しにいった、くらい。小柄で、見た目も声も可愛い方でした。

写真撮影禁止だったし、朧げな印象しか残ってないですが。ちなみに予約券はとっくになくなってしまっていたので、サインはもらえませんでした……終わった後、サインがもらえなかった人は握手が出来たのだけど……さすがにほとんど女性という中、並び直す勇気はついに持てず。

CUTE×GUY 3 (3)
立野 真琴 
CUTE×GUY 3 (3)
発行:白泉社 
定価:¥ 410
ISBN:459218193X
発行日:2006/03/17
【読了】

男女入れ替わりもののトラブルコメディ。立野さんの作品は『なんとなく、普段読んでる傾向からははずれてるんじゃ?』と知人から指摘されたりもしますが(絵柄か?アイドル物とかあったからか?)、そうはいっても昔から好きなんですよねぇ。

S・A 6 (6)
南 まき 
S・A 6 (6)
発行:白泉社 
定価:¥ 410
ISBN:4592181360
発行日:2006/03/17

とりあえず、主人公の元気さと負けん気、しゃべり方(~(だ)ぞ)が好き。ツンデレ、というわけではないのがミソ。

……それにしても、花とゆめコミックスはなぜかAmazonに画像が登録されるのが遅いなぁ。

アンナ、GO!―難病の少女と愛犬の奇跡の物語
発行:講談社 
定価:¥ 410
ISBN:4063653749
発行日:2006/03/13

『真実の感動』シリーズ……最近の折原さんはこの類の作品が多いので……読むのに体力がいるため、積まれたままになっている傾向あり。

たまに、何も考えずに読める能天気な作品も書いて欲しいなぁ……と思うのは贅沢ですか?

ブラック・ラグーン 5 (5)
広江 礼威 
ブラック・ラグーン 5 (5)
発行:小学館 
定価:¥ 560
ISBN:4091570208
発行日:2006/03/17

蔭のある眼鏡の女性もいいなぁ……でもなんとなく哀しい結末の予感が。
そういえば、アニメ化だそうだけれど。この手の作品をアニメ化するのは勇気がいると思う。
コアなファンが多いからよっぽど出来が良くないと叩かれまくるし、かといって、一般受けする内容か、と言われると、うーんな感じだし。

まぁ、よほどの事がない限り、アニメはおろかテレビを付けもしない私には関係ないといえばないのだけれど。

ドラゴンズヘブン 1 (1)
深見 真, 笠原 夕生 
ドラゴンズヘブン 1 (1)
発行:スクウェア・エニックス 
定価:¥ 530
ISBN:4757516282
発行日:2006/02/25
ドラゴンズヘブン 2 (2)
深見 真, 笠原 夕生 
ドラゴンズヘブン 2 (2)
発行:スクウェア・エニックス 
定価:¥ 530
ISBN:4757516290
発行日:2006/02/25

ちょっと前からどうしようか逡巡していたが、結局購入。とりあえず、見た目買い(特に2巻表紙)。

あなたに猫ぱんち
山野 りんりん 
あなたに猫ぱんち
発行:竹書房 
定価:¥ 620
ISBN:4812464439
発行日:2006/03/18

『待望の初お蔵出し短篇集!!』らしい。
好きな作家さんのひとりだけど、なにかキャラの表情が乏しい印象があって(それもまた一つの味でもあるが)、なぜだろうと思っていたのだが……そうか、目を閉じた表情がほとんどないんだな。特に女性はいつも全開にしているイメージが。

ダーリンはアキバ系
里中 ミナ 
ダーリンはアキバ系
発行:東邦出版 
定価:¥ 1,000
ISBN:4809405192
発行日:2006/02

オタクと知らずに会社の同僚と付き合い始めたら……という話、らしい。
『アキバ系』なるもの。きっと自分も人からはそう見られてるのだろうなぁ、と思いつつ。たまには客観的にみてみよう、と購入。

知識面が圧倒的に欠乏しているというのでは、オタクを名乗るのはおこがましいと思うのだが、どうか。用語を覚えられないために蘊蓄を語れない、というのはオタクとしては致命的ですよ……(自分のことですが)。

明かせ!へっぽこ大冒険―新ソード・ワールドRPGリプレイ集ガイドブック
発行:富士見書房 
定価:¥ 651
ISBN:482914470X
発行日:2006/03
【読了】

最近、ワールドガイドが流行っているのか?などと思いつつ、デフォルト購入。
なんだかんだで『へっぽこ』をシリーズを読み返した回数は『バブリーズ』に迫るからねぇ(前者は冊数が多い分、後者は発売から長い分、単純比較は出来ないが)。

ダブルクロス・リプレイ・オリジン破滅の剣
発行:富士見書房 
定価:¥ 693
ISBN:4829144696
発行日:2006/03

ダブルクロス・リプレイ・オリジンの方。前2作で思ったけれど、やっぱり、リプレイって執筆者の傾向が顕著にでるのですな。きくたけさんの方と比較してみるのも、なかなか面白いと思う。

School Rumble TREASURE FILE
小林 尽, 週刊少年マガジン編集部 
School Rumble TREASURE FILE
発行:講談社 
定価:¥ 750
ISBN:406372137X
発行日:2006/03/17
かりん まるごと鼻血ぶ~っく
ドラゴンエイジ編集部 
かりん まるごと鼻血ぶ~っく
発行:角川書店 
定価:¥ 987
ISBN:4047124397
発行日:2006/03/17

ガイドブックというかファンブックというか……を2連発。
昔はこの手のはまず買わなかったのだけれど、最近は結構買ってしまっているかも。

ま、それだけ、これら作品が面白いってことで、自分を納得させよう。

この記事をニフティクリップβに追加 この記事をはてなブックマークに追加 2006/03/20(月) 00:10 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年3月12日(日)

蔵書リンクMAKER:紹介と使い方

ココログで記事を書いているときに、手持ちの本をお手軽にリンク付きで紹介出来ればいいなぁ。

こことか見ると、どうもフリーだと簡単に出来るらしいね。なんでフリーの方が有料のより使い勝手がいいのかな~(苦笑)。

そんな素朴な思いから作り始めたISBN検索ツール改め『蔵書リンクMAKER』も、紆余曲折を経て少しは形になってきたので、この辺りで一度使い方等を整理しておこうと思います。

【紹介】

蔵書リンクMAKER』は、手持ちの本のISBNを元にAmazon Web サービスを利用して情報を検索し、該当する本の個別商品ページへのリンクフォーム(HTML)を作成する、ただそれだけのツールです。

“蔵書”と銘打ちながら、ASIN(Amazon Standard Identification Number)が判ればCDのリンクフォームも作成可能だったりするんですが、まぁおまけです(ASINはCDに印刷されているわけじゃなく、結局Amazonの個別商品ページを自分で開く必要が有るので)。

[ リンクフォームサンプル ]

空の境界 上
奈須 きのこ 
空の境界 上
発行:講談社 
定価:¥ 1,155
ISBN:4061823612
発行日:2004/06/08
止まっていた時計が今動き出した
ZARD, 坂井泉水, 小林哲, 池田大介, 春畑道哉, 徳永暁人 
止まっていた時計が今動き出した
発売:ビーグラムレコーズ 
価格:¥ 3,059
ASIN:B00012IJ1E
発売日:2004/01/28
1. 明日を夢見て
2. 時間の翼
3. もっと近くで君の横顔見ていたい
4. pray
5. 出逢いそして別れ
6. 止まっていた時計が今動き出した
7. 瞳閉じて
8. さわやかな君の気持ち (Album Ver.)
9. 愛であなたを救いましょう
10. 天使のような笑顔で
11. 悲しいほど 今日は雨でも

本家・Amazonアソシエイト・セントラルのリンク作成ページでいいじゃないか、と言われそうですが、私にとってはどうも手順が煩わしく……。
その他、同様のツールは多々ありますが、以前も書いたように、要求にぴったり、というわけにはなかなか行きません。
探せばぴったりなのもあるかも、と思いましたが、まぁ JavaScriptの練習も兼ねて、自作してみたわけです。
【使い方】
  1. 基本
    • 蔵書リンクMAKER』をブックマークしておいて呼び出し、ASIN(ISBN)欄に蔵書のISBNを入力し、『検索』を押す。
    • このサイトのサイドメニューにある『蔵書リンクMAKER』のテキスト欄に蔵書のISBNを入力して『検索』を押す。
  2. ブックマークレット
    • 下記の『ブックマークレット&Web設置用フォーム作成ツール』から予めブックマークレットを作成してお気に入り(ブックマーク)に登録しておく。
      任意のWebページでISBNを範囲選択した後、登録しておいたブックマークレットを呼出す。
      ちなみに、Amazonの個別商品ページから呼び出す場合は、ASIN(ISBN)の範囲選択は不要(ブックマークレット側で、URLより自動で取得する)。
  3. Internet Explorer 6の右クリックメニュー拡張(Windows XP専用)
    • これが本来やりたかった形。
      ココログの記事を書いている最中に直接リンクを挿入出来るので使い勝手は一番よいが(カット&ペーストの操作も不要)、残念ながらIE6・WinXPの組合せでのみ有効と制限が厳しいのが泣き所。
      蔵書リンクMAKER用拡張メニュー[IE6・WinXP専用]』をダウンロード後実行し、指示に従って展開されたReadMe.txtを熟読の上、インストールして使用する。
【ブックマークレット&Web設置用フォーム作成ツール】
Amazon アソシエイトID
Amazon アソシエイト・プログラム(アフィリエイト)用のIDです。
未取得の方は適当な英数字を入れるか、または空欄で構いません
(なお、空欄の場合は風柳のIDが代わりに入りますのでご了承下さい)。
Amazon Access Key ID
Amazon Web サービスを利用するためのID(Subscription ID)です。
未登録の方は空欄で構いません。
ブックマークレット種別 同一ウィンドウにロード 新規ウィンドウにロード
ブックマークレット
(ここに作成されます)
  • ブラウザ毎の登録方法(例)
    IE 6.0x リンクを右クリック→『お気に入りに追加(F)』
    Firefox 1.5x リンクを右クリック→『このリンクをブックマーク(L)』
    Sleipnir 2.3x リンクを右クリック→『ショートカットのコピー(T)』→'Ctrl+D'(『お気に入り(A)』
    →『お気に入りに追加(A)』)→『場所(L)』で'Ctrl+V'してコピーしたショートカットを貼付
    →『タイトル(T)』に"蔵書リンクMAKER(BML)"を入力
Web設置用フォーム
(サンプルが表示されます)
【その他】
  1. ソースファイル
    • 蔵書リンクMAKER』の本体はHTML(JavaScript)+XSLTファイルなので、そのままでも参照できますが、ZIPアーカイブとして『蔵書リンクMAKER(ソース)』からもダウンロード出来ます。
      汚いソースですが、それでも見てみたい方、ご自分でカスタマイズしてサイトに設置したい方などはどうぞ。
      ただし、カスタマイズしたり別サイトに設置する場合、HTMLファイル中のAmazon アソシエイトID・Amazon Access Key ID・XSLTファイル場所の変更などをお忘れなく……。
  2. 参照先と謝辞
    • facet-divers
      facetさん、毎度お世話になっております。色々と親切に教えていただいたおかげで深みにはま^H^H^H^H^Hなんとか形にすることが出来ました。感謝ですっ!!
    • Amazon最速検索
      最速インターフェース研究会』、ma.la 氏の作品です。
      サーバサイドの処理はなく、JavaScriptだけでAmazonと直結して動く、その素晴らしさに感動。思いっきり参考にさせて頂いております。
      おかげさまで、CGI版より大幅に高速化されました。
    • Bookmarklets - ブックマークレット
      小関健吾 (KOSEKI Kengo)氏のブックマークレット解説とサンプル集等。
      今年に入ってブログ始めるまでというかfacetさんに紹介されるまで「ブックマークレット?なんだそれ、喰えるのか?」状態だった私が、見よう見まねで作成する際の参考にさせていただきました。
    • 右クリックでキーワードサーチリンク生成
      観測気球さんの記事です。
      WinXP+IP6での右クリックメニュー追加と、選択範囲のオブジェクト化&置き換え処理を参考にさせていただきました。

【旧・関連記事】

【2008.02.11】

[蔵書リンクMAKER Ver.0.06]
  • Amazon Associate Web Service 4.0 対応(2008/3/EのECS3.0サービス停止に伴う措置)。

【2007.07.22】

[蔵書リンクMAKER Ver.0.05]
  • 画像の非同期読込み機能追加。
  • ずっと放置したままだった、Amazonの個別商品URLが仕様変更されたことに伴う修正。
    旧) http://www.amazon.co.jp/gp/product/(ASIN)/...
    新) http://www.amazon.co.jp/gp/product/(ASIN)... もしくは http://www.amazon.co.jp/.../dp/(ASIN)...

【2007.07.01】

[蔵書リンクMAKER Ver.0.04]
  • ISBN-13暫定対応(ISBN-13をISBN-10に変換)。

【2006.05.21】

  • Amazonの個別商品URLが仕様変更されたことに伴う修正。
    旧) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/(ASIN)/...
    新) http://www.amazon.co.jp/gp/product/(ASIN)/...
  • 上のブックマークレット作成用スクリプト修正
  • 蔵書リンクMAKER用拡張メニュー[IE6・WinXP専用]』更新(isbnSearch.html修正)

この記事をニフティクリップβに追加 この記事をはてなブックマークに追加 2006/03/12(日) 22:33 | | コメント (6) | トラックバック (1)

2006年3月04日(土)

梅は咲いたか、桜はまだかいな。

今日はぽかぽかと暖かく良い日和だったので、熱いそば茶入り水筒と軽食をリュックにつめて、大阪城へと梅を観に行って参りました。

大阪城-観梅-

風柳亭(本館)の写真集へ

昨年もほぼ同じ時期に観梅に赴きましたが(写真はこちら)今年はそのときより、つぼみのままの木が多かった気がします。それでも充分堪能できましたが。
もう少ししてから行ったら、また違った趣で楽しめるかも知れません。

ついでに、外出時の出来事あれこれ。

どこまでも間抜けな私。

昨年はちょっと失敗しました。

というのは、デジカメを持っていったのはいいんですけど、途中で電池が無くなってしまったんです(私が普段使っているのは Panasonic の DMC-FX5 ですが、あまり電池の保ちが良くないのです。専用電池なので、現地調達も出来ないし)。

その教訓から、すぐ後に、予備の電池を購入。今年の観梅はこれで万全っ!だったはずなのですが。。。

本日は昨年と逆回り。このコースだと、一番見ごたえのある場所には最後の方に到着するはず。やっぱりお楽しみはとっておかないとね。

そんなことを考えながら、ゆっくりと歩き回ります。

予備の電池がある安心感から、いつもよりちょっと贅沢に、撮った写真を液晶モニタで確認なぞしつつ(予備の電池がないときはもったいなくてそんなこと出来ない)。
そうこうしている内に、ちょうどいい感じに咲き誇る梅の前についたとき、最初に入れていた電池がなくなりました。

さて、じゃあ入れ替えるかな……え?あれれ?……『な、ない?』

……そうです。予備の電池は、充電器に入れられたまま、自宅で大人しく帰りを待ってくれていたのです。しくしくぅ……。

香を聞く

梅の香は好きな香の一つです。
あまり鼻がよい方ではないのですが、それでもあちこちで花に顔を近づけつつ楽しんで来ました。
香りは、写真に残すわけにもいかないので、実際に行って体験するしかないですものね。

売店の近くとかだと、そちらの匂いに打ち消されてしまうのが哀しいですけど(苦笑)。

梅によって香が強いものや弱いもの、いろいろあるのを感じながら
「そういえば、『東風吹かば匂い起せよ』と詠んだ道真さんの好きな梅はどんなのだったのかなぁ……。」
そんなことを思ったり。

私的に、一番好きだなぁと思った香は、『紅冬至』(こうとうじ)と札のついた梅からのものでした。

紅冬至

ちょうど、一休みしてお茶を飲んだ後。
ふとみるとちょっと外れたところにその木がぽつんと立っているのに気付いて、近づいてみたら、ほのかに甘い香。
ひとり、堪能してしまいました。

微笑ましい光景

『おばあちゃんいないの』『いないの?探してごらんよ』

小さい男の子とその母親のこんな会話が聞こえてふと目をやると、ちょっと離れたところで木の蔭に隠れてそっちをみている、その子の祖母らしき女性が……。

男の子と母親が反対方向に歩いて行こうとしていたので、少し不安そうな顔をされていたのが妙に印象的でした。
あのあと、無事、見つけられたかな?

ちょっと寄り道

帰り道、ふと、会社の女性一同からバレンタインの義理チョコをもらっていたことを思い出し、お返しを探しにOBPをうろうろ。

前に知人に教えてもらった雑貨屋なんかを巡ったりしながら歩いていると、たまたま通りかかったプリザーブドフラワーなんかを置いてあるお店に、お風呂に浮かべて使うアロマキャンドルを見つけ、これにすることに。
ひとときのリラックスタイムを楽しんでもらえたら幸い。

goro flower designers shop

お値段もなかなかリーズナブルなのに、丁寧に包装してくれたし、なかなか好感。

個別に手提に入れてくれたため思ったよりもかさばってしまい、ちょっと持ち歩くのに往生する一幕もありましたが(笑)。

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2006年2月20日(月)

うまく行かない<ISBN検索

Java ScriptとPerlのお勉強。
まずは、ISBNを入力、Amazon Search Port(Amazon API)を用いて検索して、htmlをはきだす処理。 Java ScriptではSOAPの使い方がわからないこともあって(そもそも使えるかどうかも含めてわからないので)、Perlで下記の書籍等を参照にしつつ、なんとか出来はしたのだが。 【テスト中

入門RSS―Webにおける効率のよい情報収集/発信
発行所:毎日コミュニケーションズ
定価:¥ 2,100 (Amazon価格:¥ 2,100から)
コード:ISBN4839916497
発行日:2004/11

問題は、肝心の呼出側の便宜をはかるための処理。
一番やりたかった、

  1. ココログの記事にISBNを書いてこれを選択し、IEの右クリック→『選択したISBNを検索』→確認後、選択文字列(ISBN)を結果に置換え。
  2. 任意の画面でISBNを選択して、IEの右クリック→『選択したISBNを検索』→確認後、ココログの新規投稿画面を呼出し。
がペンディングになってしまった。

一応、レジストリに登録はしてあって、ISBN選択後、右クリックメニューから呼出し、検索することまではやってくれるのだけれども、そこから先が……

2はともかく、1は難関だなぁ。何故か、showModalDialog()で呼出したCGIが出力するHTML内のJavaScriptで確かにセットしている戻り値(returnValue)が、呼出元に返らない……う~む。

さすがに出張中に試すのは無理っぽいから、また来週かな。

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2006年2月18日(土)

翼宿のショート・ショート(ふしぎ遊戯)

またまた、『ふしぎ遊戯』関係で懐かしいものを発掘。
なんと、10年以上前にニフティの某会議室のアップしたショート・ショートが見つかりました。

若気の至りで、もはや恥ずかしくて正視できませんが(笑)、せっかくだし、記念に貼り付けておくか(笑)。

翼宿

翼宿(たすき)……侯俊宇(こうしゅんう)・幻狼(げんろう)
(翼宿星はコップ座にある!?)
                  レイ                    カク          コウ    タイト
  出身  :紅南国 勵(ほんとうは厂に萬)閣山ふもと,格州 泰斗市出身
                                                          (県?)
  家族  :両親と姉5人の女系家族
          「ここらで彼の女嫌いが形成されたのでは……」(作者談)
  身長  :178cm(17歳)→183cm(19歳)
  趣味  :喧嘩
  血液型:B
  能力  :格闘技全般,駿足,鉄扇で烈火神焔を使う
  色    :レッド
  異性  :一緒にいて楽しめる子・男を立ててくれる子
  好き  :仲間,強い奴に挑戦すること,義理人情
  嫌い  :卑怯な人間,裏切り,泳ぐこと
  
  まるでガキ大将がそのまま大きくなったような,男気の荒い少年。
  勵閣山の山賊の頭にホレ込み,その世界へ入った一本気な性格。
  あこがれの頭めざして他の山賊に一目おかれるほどみるみる腕を
  上げた彼は,次期頭候補として鉄扇の技を伝授されるが・・・
  
  #あの睿俔はその技を陰でこっそりきいていたので鉄扇を扱えたの
    だった。だから世界中であの鉄扇から炎を出せるのは翼宿だけな
    のだよ。すごく重たいし・・・
  
  今は親友・功児に,代理頭としてあとをまかせて美朱達と行動
  している。
  バカ正直で単純でケンカっ早くて,そのくせ義理人情に厚くて
  涙もろく照れ屋である。スナオになれなくていつも悪ぶっては
  いるが,誰よりも「男」!している奴である。
  
  親友:功ちゃん(19歳/翼宿17歳当時)
  翼宿の次の頭候補だった彼は翼宿の男意気にホレ込んでいる。
  「幻狼のいうことやったらなんでも聞くで」

そうそう、以前設置したweb拍手絵は、朱雀七星士のもので、計7枚あります。
が、管理人の偏愛のために2枚ある人がいるので、かわいそうに、ひとりだけ登場しません。ごめんよ>○宿。

ということで、ここからショート・ショート本体


「そりゃあ!でえぇーい!」

 紅南国勵閣山中には,近辺のものから恐れられている山賊の集落がある。

 山賊といえども,その頭を中心に指揮系統はしっかりと行き届いており,
小さな軍にも相当するほどの力を有しているため,役人もうかつには手が
だせないでいる。
 もっとも,頭の人柄のためか,それほど大がかりな略奪が行われるわけで
もなく,時折旅人などから「通行料」を巻き上げる程度で,滅多に人の命を
奪うようなこともないので,今のところは私的な「関所」として黙認されて
いる状態である。

 山賊の頭目がいる館は,周囲が頑丈な柵で囲われ,矛を持った手下が見張
りに立っており,ちょっとした砦といったところである。

 その中庭で,今,まだ若い男が,なにやら重そうな得物を一心に振り回し
ているところであった。朱みがかった髪の毛は少し逆立ち,汗の浮かんだ顔
は幼さを残しながらも,その二つ名通り野生の狼的な趣を備えている。

 その男の名は侯俊宇(こうしゅんう),通称を幻狼という。

「どや,幻狼。少しはこつが掴めたか?」
「あ,頭。いやぁ,まだあかんわ。もうちょっとみたいな気はしとるねんけ
ど」

 幻狼に声をかけた男は,この館の主人でもある,山賊の頭であった。
 すでに初老の域に差し掛かり,髪にも白いものがまざってはいるものの,
その鋭い眼光とたくましい体つきはやはり頭と呼ばれるにふさわしいもので
あった。幻狼が心から尊敬している人物である。

「そうか,ま,あせらず気楽にせぇや。まだまだわしかてくたばる歳やない
し,お前がその鉄扇を自由に使えるようになったからいうて,すぐに頭の
座を譲るほどお人好しでもないで。覚悟しときや」

 頭はそう言うと豪快な笑い声を上げた。
 彼は,ある日突然幻狼が自分のところへ転がり込んできたときに,人目み
て気に入り,以来ずっと自分の手元に置いて面倒を見てやってきたのであっ
た。その『面倒』の見方はさすがに山賊ともいうべきもので,かなり手荒な
ものではあったが,しかし彼にとっては幻狼は自分の息子も同然である。

 もちろん,幻狼もそのことを恩義に感じている。
 頭から教えてもらった鉄扇の使い方を早く覚えたいと,毎日練習をかかさ
ぬのも,それをすることが少しでも恩返しになればという気持ちからでもあ
った。

 まもなく頭は館へと戻り,幻狼はまた鉄扇を振りはじめた。

「幻狼さん!」

 再びかかった声に振り向くと,そこには同じように頭にみこまれ,共に暮
らしてきた山賊仲間達がいた。
 今声をかけたのはそのなかでもっとも若い,12歳の少年であった。名前
を漣黄(れんこう)という。幼い頃母親を亡くし,また昨年父親もなくして
身寄りのなくなった彼は,あてどもなく歩いている所を頭に拾われたのだっ
た。
 まだ山賊の仲間になって日も浅い彼は,その風貌とは裏腹に意外と面倒見
がよい幻狼に特に懐いている。

「特訓ですか,でもその鉄扇ってすごく重いんでしょ?」
「ああそうや。どや,一度持ってみるか?」

 幻狼はひょい,っといった感じで鉄扇を漣黄に手渡したのだが,漣黄は支
えきれずによろめいてしまう。確かにこれはただ振り回すだけでも一苦労な
のである。ましてや……

「頭みたいに使うにはまだまだやな。俺がいくら振っても火ィはちょろっと
もでやせん」

 この鉄扇は特殊な力を持っており,念を込めてふれば『烈火神焔』とよば
れる,獲物だけを焼き尽くす炎を出すことができる。しかし,それが出来る
のは今のところ頭しかいない。

「せやけど,お前はこれが使えるようになるって頭に見込まれた男や。すぐ
に炎も出るようになるやろ」

 そういったのは,幻狼より二歳年上ではあるが,まったく対等に,本当の
兄弟のようにしてきた親友である功児であった。
 彼は幻狼の男気に惚れ込んでおり,本来の頭候補と言われていながら,年
下の幻狼にその座を譲ったのである。

「ねぇねぇ,幻狼さんはどうして山賊になったの?」

 倒れかけたところを幻狼に支えてもらいながら,漣黄が尋ねた。

「そやな,ここの頭の人柄やな。山賊とはいっても一本筋の通ったところが
あって,なにより情に篤い。そんな頭にあこがれて裸一貫で転がり込んで
きたんや」
「なに格好つけとんや。単に家でこき使われるのが嫌で家出してきたんやな
かったか?」
「う,うるさい,だまっとれ,功児!」

 幻狼は思わず功児の頭をなぐりつけた。

「よぉ『翼宿』毎日ご苦労やな」

 そんなところへ,耳障りな声が聞えてきた。見ると,太った,猪のような
脂ぎった顔で,にやにや笑っている男がいた。男の名は睿俔。腕っ節は強く
それだけなら頭候補になっても不思議ではないほどだが,いかんせんまわり
からは鼻つまみ者扱いされていた。

「なんの用や,睿俔。俺のことそう呼ぶなていうとるやろ」

 幻狼は鋭い目つきで睿俔をにらみつけたが睿俔はまるでこたえていない。

「別に用なんてないわ。まぁせいぜい頑張りや,『翼宿』」

 再び幻狼のことをそう呼ぶと,そのまま立ち去っていった。

「気にするなや。あいつ,次の頭に自分が選ばれへんかったいうて逆恨みし
とるだけや」

 功児がそう言ってとりなすが,幻狼はまだ睿俔が立ち去ったほうをにらみ
つけたままだった。

 『翼宿』……そう,幻狼にはもう一つの名前があった。しかし,彼はこの
名を嫌っていた。

 彼は幼い頃から,感情が高ぶったりすると,右腕に『翼』という字が赤く
浮かび上がり,同時に普通では考えられないほどの力が出て驚くことがあっ
た。

 一度,頭の前で字が浮かび上がったとき,彼はこういった。

『幻狼,お前,宿星をもっとるな』
『宿星?』
『わしが聞いた伝説では,この紅南国が乱れるとき”朱雀の巫女”いう女が
現れるんや。その女が現れたときには”七星”いう連中が集まってそいつ
を護るんやそうや。”七星”は身体のどっかに字ぃもっとるんやと』
『ほいたら,俺はその七星かい?』
『そや。字が”翼”やさかい,さしずめ”翼宿”ってとこか」
『あほらしい,俺は俺や。なにが”翼宿”や,頭も冗談きついわ。大体,俺
が女を護るみたいな殊勝なことやりまっかいな。二度とそんな呼び方せん
といて下さい』

 幻狼はそのときはそう笑い飛ばしたのであった。
 このときそばで聞いていた何人かはその『翼宿』という呼び方を知ってお
り,とくに睿俔は彼がその名を嫌っていることを知っていて,わざとそう呼
んでいるのであった。

「なにが宿星や。俺はずっとここにおってみんなと楽しくやってくんじゃ」

 幻狼はこう呟き,また鉄扇の特訓へと戻っていった。

==================================

 そんなある日のこと。

 幻狼が漣黄を連れてふもとの町まで買い出しに出たその帰り,山の中ほど
まで来たときにはすでに暗くなりはじめていたが,そのとき突然女の悲鳴が
響き渡った。

「なんや?」
「仲間が旅の女でも襲っているんでは?」
「いや,今日はこの辺で『仕事』についとる奴はおらんはずや……」

『ひょっとしたら……最近俺らの縄張りまで手ぇ伸ばそうとしとる奴らがお
るって頭がいうとったけど,そいつらかもしれん。そうやとしたらほっと
けんで……』

「いくで,漣黄!」
「はいっ!」

 悲鳴のしたほうへ駆けていくとまもなく,一人のまだ幼さの残る娘が,
三人の得物を持った山賊達に囲まれているのが見えてきた。
 幻狼にはその山賊達は全く見覚えはなかった。

「ちぃ,やっぱり縄張り荒らしかい。ちょっとここでまっとれ,漣黄」

 そう言って駆け出した幻狼は,漣黄の目には一瞬消えたかのように見え
るほどの動きで山賊達の元まで一息にたどり着き,瞬く間に三人とも素手
でうち倒してしまった。

「あ,あの危ないところを……」
「こんな遅うに女ひとりで,なにこんなとこ歩いとんじゃ。町でおとなし
ゅうしとれや!」

 娘が礼をするのを遮るように怒鳴りつける幻狼であったが,近くに居た
漣黄にはその顔が赤くなっているのが月明かりの中で見て取れた。

「あの,私実は,幼馴染をさがしているんです。ある日突然村から出てい
ってそれから何年も行方がしれなくて……。つい先頃,風の噂であの人
が山賊になった,というのを聞いて,とりあえず確かめようと思ってこ
の勵閣山に来てみたんですけど……」

 やがて落ち着いた娘は鈴憧(りんしょう)と名乗り,旅のわけを話はじ
めた。

 簡素だがこざっぱりとした旅装をしており,美人というわけではないが
少し丸みのある顔立ちは愛敬があり,さぞ明るく笑うだろうと思わせる。
 なにより一際目立つのはその長い黒髪であり,手入れをしている風でも
ないのに癖も無くまとまっており,ちゃんとした格好をさせればさぞ映え
るだろうと思えるほどに見事な烏の濡れ羽色であった。

「なんか話だけ聞いていると,幻狼さんのことを言ってるみたいですね」
「え?」
「あほいえ,俺は確かにある日突然家出てきたけどな,こない親身になっ
て探してくれるような気の利いた幼馴染なんぞおらへんわい」
「ええ,それにその人の名は『犀鵠(せいこく)』ですから・・・」

「そんなに親身になって探すってことは,ただの幼馴染じゃないんでしょ
う?」

 少しませた口調でそう尋ねる漣黄に,鈴憧は少し顔を赤らめながら,

「ええ……許嫁でも,あります」

と答えた。

「犀鵠かぁ,そんな名前の奴はうちにはおらんなぁ」

 何故かぶっきらぼうな口調でいってしまい,そんな自分自身に幻狼が戸
惑っているうちに,そう聞いたとたんに落胆した表情になった鈴憧をみて
気がつくとこう声をかけていた。

「なんやったら,俺らんとこに来てみるか。荒っぽい連中ばっかりやさか
い怖かったらさっさと帰ったほうがええ思うけどな,もしかするとその
犀鵠ってやつのことなんか知っとるのもおるかもしれんし」

『なに考えとんや,俺……』

 とたんにぱっと顔を輝かせて『行きます!』といった鈴憧を伴い,彼女
がもう漣黄と打ち解けて話しながら歩いているのを横目で見ながら,幻狼
は自分の気紛れに困惑するのだった。

--------------------------------------------------------------------

 結局,幻狼の仲間には自分の幼馴染は見つからなかったということだった
が,鈴憧はなんとなくそのまま勵閣山にいついてしまっていた。

「早く犀鵠を探したいのはやまやまなんですけど,むやみに歩き回っても仕
方ないですし……。お願いします,ここに置いていただけませんか。私に
できることならなんでも手伝わせていただきますから。それで,もし他の
山賊の噂なんかがありましたら,教えていただきたいのです」

 何度もそう頼む鈴憧に,最初は普通の娘がここで暮すことに難色をしめし
ていた頭もついにおれ,滞在を認めたのである。

 実際,鈴憧は働きもので,また不思議に愛敬があり,山賊達の中で,それ
も普段女のことを商品のようにしか思っていないような連中にまで,いつの
まにかすっかり打ち解けていた。

「なんか調子くるってしまうなぁ,あそこまで無防備に笑顔ふりまかれると
こっちは山賊やってこと,忘れてしまうわ」

 功児などもそう言って,あきれつつ感心しているようであった。

 幻狼も実は,ずっと調子が狂いっぱなしの自分に戸惑っていた。
 女が苦手なことを自他共に認めている自分が,なぜかあの娘はそれほど嫌
いではないことを自覚し始めたのだった。
 それどころか……ときとしてそれ以上の感情がともすれば浮かびそうにな
るのを幻狼は必死に否定していた。

==================================

 ある夜のこと,急に頭に呼び出された幻狼が行ってみると,普段は滅多に
見せないような難しい顔をした彼が待っていた。

「最近,わしらの縄張りで収穫が落ちとんのは気付いとるか?」
「はぁ,俺もおかしいと思うとりましたんや」
「どうも,前にちょっというとった奴等な,あいつらが本格的に動きはじめ
たようなんじゃ。それでも今まではこっそりとわしらがおらんのを見計ら
って横取りするくらいやったのが,今日は『仕事』にはっとったわしらの
仲間どつき倒して奪いおったらしいんじゃ」
「な,なんやて!」
「手口があくどなったんもそうやけどな,どうも『仕事』の場所を前もって
しっとったんやないか,思うんや。だれかがわしらの内情ながしとんとち
ゃうか,おもてな。心当たり無いか?」
「頭,まさか鈴憧のこと疑うとるんですか?」
「はっきりそうやとはまだ言えんが……ちょっと気ぃつけとけや」

『確かに,いつのまにかみんなに打ち解けてもうたさかい,俺らがどう動い
とるかも鈴憧は承知しとる……そやけど……』

 そして,次の日。

 幻狼は,町へ買い出しに行くという鈴憧の後をこっそりつけ,そこで見て
しまったのだった。
 あの晩,鈴憧を襲っていたはずの山賊の一人と,人目をはばかるようにし
てなにか話している鈴憧を。

 幻狼はしかし,なぜかそこで飛び出す気にはなれずに,そのまま勵閣山へ
と引き返した。仲間にも自分が見たことは話さなかった。

 その夜。皆が寝静まったのを見計らい,幻狼は鈴憧にあてがわれている小
屋へと忍んでいき,昼間の件を問い詰めた。

「もうわかってしまったのですか……意外と早かったですね」

 鈴憧はあっさりとそう言って,薄く笑った。

「そのとおりです,私はあの山賊達と通じていました。ときどき山をおりて
ここの動きを報告していたんです」
「お前,いったい何者や!何が目的なんや!」
「私は犀鵠の婚約者と名乗りましたが……それは本当です。そして,あの人
の望みはこの勵閣山を手に入れて名を上げること……私はあの人を愛して
います。あの人が望むことなら,例え魂を売ってでも叶えてあげたいので
す」

 そう言った鈴憧の瞳はまっすぐで,嘘はなかった。ただ純粋にその男を愛
しているのだ……幻狼にもそれはわかった。

「いけ・・・」
「え?」
「はよこの山を降りてどこえなっと行ってしまえ。そうしたら,今までのこ
とは黙っといてやる……」

『自分は頭の資格はないな……』

 思いながらも,幻狼はそう言うことしかできなかった。

「やさしいのね……でももう遅いわ」
「なに?」
「もうすぐ,ここはあの人と部下に襲撃されるはず……勵閣山の山賊が恐れ
られるわけは,鉄扇の能力が大きいけれど……あれは今頭の手元にはなく
あなたが持っている。そしてあなたにはまだその能力は使えない……今日
町で伝えたのは,そのことだったのよ」

 その台詞が最後まで聞こえる前に,外で怒号と悲鳴が響き渡った。

「しゅ,襲撃だあ!」

 幻狼が外に出たときには,遠くですでに戦いは始まっていた。

 相手はこちらの陣形を知り抜いているらしく,的確に防護の隙をついてせ
めて来ているようだ。仲間達が慌てふためいているのが見える。
 急なことであり,眠っていたものも多い。加えて建物に向けて火矢も放た
れており,さらに混乱の度合をふくらませていた。

 もはや鈴憧にかまっているわけにはいかず,幻狼も戦いが起こっている場
所へ駆けつける。

「頭は……」

 『火』を使うことの出来ない鉄扇をもどかしげにふるって敵と戦いながら
懸命に頭を探す幻狼であったが,遠くに見つけたときにはとても近づいて鉄
扇を渡す余裕はなかった。

「勵閣山は俺がもらうぜ!」

 そう叫びながら剣をふるっている人物は,恐らく向こうの頭,鈴憧の許嫁
という犀鵠であろう。その目は野望をもつ者特有の狂気をもっていたが,し
かし,強い。
 今もまわりにいるものはつぎつぎに切り伏せられていく。

 幻狼はその男の方に向かって駆けた。

『たぶん,あいつとまともに戦えんのは頭か俺ぐらいや……』

 しかし,犀鵠の強さは想像以上だった。加えて,扱いやすい武器とはいい
かねる鉄扇と剣とではまともに打ち合ったら不利は否めない。徐々に押され
ていく自分に幻狼はあせりを感じていた。

 その時である。

「お前の女は捉えているぞ,殺されたくなかったら武器を捨てろ!」

 思わずそちらに目をやると,漣黄が鈴憧の首に剣をつきつけていた。

「幻狼さん,さっきの話,立ち聞きしてしまいました。僕には,この女は許
せません!」

 そういう漣黄の声は,しかし震えていた。
 彼は幼い頃亡くした母親の面影を鈴憧に見ていた節がある。それだけに衝
撃は大きかったであろう。顔を上げないのは,泣いているからではないか。

「さぁ,はやく武器を捨てるんだ」

 だが,犀鵠から帰ってきた返事は冷酷なものであった。

「好きにしな。どうせそいつはここに忍び込ませるのに都合がよかったから
利用しただけだ。普段からうるさく付きまとわれていたんだ,却ってせい
せいすらぁ!おい,かまうこたぁねぇ,あいつごと始末しちまえ!」

 その声に応じて,数本の矢がねらいあまた漣黄と鈴憧の方へ飛んだ。
 漣黄は衝撃の,そして鈴憧は凍り付いたかのように白い表情のまま,その
場に倒れた。

「漣黄!」
「けっ,ばかなやつらよ」

 あくまで冷酷につぶやくと,再び幻狼の方に打ちかかる犀鵠。
 幻狼は辛うじて鉄扇で受け止める。

「どうしたぃ,炎の出ない鉄扇なんざ,まったく手応えがねぇやな。つまら
んぜ」
「……おんどれ」
「んン?」
「おんどりゃああぁぁぁぁぁぁ!」

 幻狼の右腕が赤く光る。浮かび上がる『翼』の文字。

「うおおぉぉぉぉ!」

 そして,振りおろされた鉄扇からは,全てを焼き尽くすかのような炎が吹
きあがった。そしてその炎こそが,『烈火神焔』であった。

「!……」

 炎につつまれ,声を上げる暇も無く燃えつきる犀鵠。

 そして,頭目を失って浮き足立った敵の山賊達は総崩れとなり,まもなく
破れ,散り散りに去っていったのであった。

 幻狼はもはや動かなくなった二人のもとへ歩み寄った。

 二人は重なるように倒れており,鈴憧のあの長い黒髪が血に染まって二人
に絡み付いていた。

 幻狼は虚ろに開いたままの二人の瞳をそっと閉じさせた。

--------------------------------------------------------------------

 ひっそりとたたずむ二つの墓の前に立つ幻狼。しばらく閉じていた目を開
けると,やがて語りかけるように呟いた。

「漣黄,お前,死ぬ前に鈴憧は許せん,いうとったな。せやけど,ほんまは
信じたかったんやないか,あいつのこと。あいつのほんまの顔は,いつも
俺らにむけとったみたいな,あのわろとる顔やて。あのなんも知らんあほ
みたいに純粋なあいつが,ほんまのあいつやないかって」

『俺がそやさかいにな……』

 最後は言葉には出さず,持っていた花を添えると,ゆっくりとその場を立
ち去る幻狼……今,その右手にはきつく布がまかれていた。

『なにが,朱雀の巫女を護る力や。あんなもんあったって,結局ひと一人護
れんかったやないか。なんの意味があんねん……』

--------------------------------------------------------------------

「……き,翼宿ってば!」
「うん?なんや……」
「翼宿,起きてよ,ご飯だって。早く来ないと翼宿の分まで食べちゃうよ」

目を覚ますと,美朱が目の前にいた。どうやら飯に呼びに来たらしいが……
俺は,うたた寝していたのか?

「ふふっ」
「な,なんや,なにがおかしいんや?」
「だって,翼宿,涙のあとがついてるよ。なんか怖い夢でも見たの?」

急いで目許にふれると,確かに微かに冷たいような……。

「あほ,俺が夢で怖がるわけあるかい!」

『ちょっと昔のこと思い出しただけや』

とは,なぜか美朱には言えなかった。

「ふーん。まぁいいや,早く来てね」

そういって美朱は出ていった。

『せやけど,ほんまに俺,なんであんな奴をほっとけん,って思ってしもう
たんやろなぁ・・・』

(終わり)


この記事をニフティクリップβに追加 この記事をはてなブックマークに追加 2006/02/18(土) 07:32 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月10日(金)

ふしぎ遊戯

ちびたま

昨日からとりあえずweb拍手を設置してはみたものの、デフォルト状態だとどうも淋しかったので、むか~し(*1)に描いた、ふしぎ遊戯のCGをおまけに付けてみました(笑)。

(*1)
1995~1996年ごろのことです。ちょうどこのころ、ふしぎ遊戯のアニメが放映されて、普段めったにTVを見ない私がおもいっきりはまっていました。とあるフォーラムの常連だったなぁ(笑)。

これ、描いた当時はオールマウス描きだったんだよな~。
TAといい、当時はよっぽど暇をもてあましていたのだろうか(苦笑)。
また久しぶりに描いてみたいところだけれど、ちょっと無理かなぁ?

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2006年2月09日(木)

読書のココロ

読書が趣味な人にも、そうでもない人にも、お薦めのほのぼのコミック。それぞれ、どこか共感できるところがあるんじゃないでしょうか? 山名 沢湖 (著)『レモネードBOOKS (1)』(バンブー・コミックス)価格: ¥700 (税込) 竹書房 ; ISBN: 4812464307 ; 1 巻 (2006/01/27) 本好きな彼氏・岩田君とひょんなことから付き合うことになった女の子が主人公。主人公は ...
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2006年2月07日(火)

TA集

昔(1995~6年)作ったTA(*1)が見つかった。『あ~る』は基本として(エ?、当時はまりまくっていたのは『ふしぎ遊戯』。懐かしみつつ貼り付けてみた。半角カナ文字を多用しているのがみそ(ヲイ。 (*1) テキストアート。 AA(アスキーアート?)と言う方が通りがいいのかな? でも全角文字や半角カナも含んでいるので。 【究極超人あ~る】 _______ ...
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この記事をニフティクリップβに追加 この記事をはてなブックマークに追加 2006/02/07(火) 05:23 | | コメント (0) | トラックバック (0)