無知
年始までやたらと寒かったのに、ここ数日は暖かい日が続いています。
それでふと、『小春日和』という言葉があたまに浮かんだのですが、これ正確にはいつのことなのでしょう?確か、小学生のときに教科書で出て来たときには、『冬の初めの暖かな日』というような註釈があった覚えがあるのですが(穏やかな、とか、うららかな、とかだったかも)、では冬の初めとはいつ頃まで?
と、とりあえず辞書を引いてみたところ、陰暦十月の別名を小春(小六月)といったらしいので、このころ、新暦だと十一月頃ということになるのでしょうか。初冬というよりは晩秋という感じがしますけど……少なくとも、1月に何日暖かい日が続こうと、小春日和という使い方をするのは正しくないということになりそう。
また、ほぼ同時に浮かんだ言葉が『三寒四温』。
これは文字どおり三日程寒い日が続くと次の四日程は暖かく、これを繰り返す、ということですが、これは冬季に使うということなので、今の時期に使っても間違いではなさそう。
ただ、本来は中国北部・東北部や、朝鮮方面で顕著な現象で、その地方の俚諺だったようです……って俚諺ってなんだ?……(パラパラ)『民衆の間から生まれ出た、ことわざ。』か。ほんとに無知ですねぇ。
なんとなく使っている言葉でも正確な意味となるとなかなか知らないことが多いです。面倒臭がらずに、思い立ったら調べる習慣を付けよう、と今更ながら思う私でした。
« サポート@nifty(続き) | トップページ | 【メモ】私的に便利そうなページ »
「ひとりごと」カテゴリの記事
- 久しぶりの投稿がココログへの苦言というのもなんなのですが……(2019.03.20)
- 鍛高譚 ~ カレイにまつわる物語(2018.05.25)
- 神使の兎 ~宇治神社にて~(2016.07.10)
- スマートフォンをPC上の音楽を再生するためのリモコンとして使いたい(2016.01.10)
- BIGLOBE光ネクスト(大阪)の通信速度問題 - プロバイダ選びは難しい……(2015.08.13)
コメント